今日は、真面目に「タイ地名考」です(^ ^;
===今日のコメント===
=コンさん
いやぁ、写真大きくなるんですねぇ(^ ^; 知りませんでした。最初に古い名刺をアップしたときに、クリックできなくて大きくならなかったものですから、ここの写真は大きくならないんだと思っていたんです。今でも、名刺は大きくならないんですが、他の写真は大きくなりますねぇ。いったい何が違うんだか、まだよく分からないです(^ ^;
なお、早速処理の上再アップさせていただき、コンさんから戴いたコメントは非表示とさせていただきました(削除はしてないですよ)。
ありがとうございました。今後とも、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。
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「地名」
そう言えば、最近、プーケット・タウンの呼び方を、プーケット・シティって変えたんですって? そんなことは実はどちらでも良いのですが、ヨソ者から言わせてもらえば、「実際にはシティでも、盛り場とか街という意味で、タウンと使うのありじゃない?」って思います。
でもこれって、タイ語で言う「ナコーン」と同じような拘りでもあるのでしょうか? (お詳しい方もいらっしゃいますが、あえて簡単に解説させていただくと)ナコーンとはもともと「町」を意味する単語で、いくつかの地名では、あたかも固有名詞のようにも使われています。例えば、「ナコーン・パトム」「ナコーン・パノム」「サコン・ナコーン」「ナコーン・サワン」「ナコーン・ラチャシマー」「ナコーン・シ・タンマラート」……のごとくです。
あと、日本語としてはあまりそうは言われませんが、アユッタヤーも県名としては「チャンワット・プラ・ナコーン・シ・アユッタヤー」とプラやシまで付いています(チャンワットは県の意)し、北部はチェンマイから車で1時間少々のランパンも「ナコーン・ランパン」が駅名となっています。歴史ある街=ナコーンと言う自負を込めてそう呼ぶと聞いたことがあります。
また、タイの地名に良く付いている「タニー」や「ブリー」も、由緒ある呼び名だそうです。「パトゥムタニー」「ノンタブリー」「ウドンタニー」「ウボンラチャタニー」「スラタニー」、「サラブリー」「シンブリー」「スパンブリー」「ロプブリー」「ラチャブリー」「カンチャナブリー」「ペッ(チャ)ブリー(県名にもありますが、バンコクにもありますねw)」「チョンブリー」「チャンタブリー」そして「プラチンブリー」(^ ^)V (もうないかな?)
そう言えば、タイの道路の名前って県名(地方の地名)が多いですね。王宮の方を走るタノン・ナコーンラチャシマーは、タノン・スコータイやタノン・ピサヌロークと交差したりしています。また、プーケット・タウン(笑)にはタノン・バンコクやタノン・ラノーン、タノン・クラビーがあったりしますし、タウンのホーナリカーがあるのはタノン・プーケットだったりします(^。^)
ところで、フェラあり先生にゆかりのチェンライ、そして、このブログのチェンマイ。由来はご存じでしょうか? チェンは街を意味します。恐らく、語源は中国語の「城=チェン=」でしょう。日本語ではキャッスルを意味しますが、中国語でのもともとの意味は「タウン」。城壁で囲まれた中に街が作られたところから来ているのでしょう。「ライ」はチェンライゆかりの王メンライから、「マイ」はタイ語の「新しい」です。すなわち、チェンライとは「ライ王の街」、チェンマイとは「新しい街」を意味します。もっとも、新しいとは言え、現在では遷都700年を迎えた歴史ある街となっていますが。「ノッパブリ・シ・ナコーンピン・チェンマイ」がもともとの名前であったようです。
最後にお出ましは「クルンテープ」。言わずと知れたバンコク(行き始めた頃は、“バンコック”と言う発音にノスタルジー感じたりしていましたけど(笑))のタイ語名であり、正式名称がメチャメチャ長いのはご存じのことと思います。日常では「クルンテープ」か、せいぜい「クルンテープマハナコーン」止まりですが。時々「全部言えるよ」という奇特な外人もいますが、実際に言わせてみると妙な節回しでしか言えなかったりします(笑)。それもそのはず、実はアッサニー・ワッサンという歌手グループがクルンテープの正式名称を歌詞にした歌にしていて(結構ヒットしたようです)、その旋律で歌わなければ言えなかったりするんですね(^ ^;
では、行ってきます(^_^)/~~
たぶん、帰ってくるまで更新はありませんm(__)m