すっかり秋……、なんて思っていたら、今日は暑かったですね。皆さま、いかがお過ごしですか?
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「チェンライ」
チェンライは、5年ほど前に行ったのが最後になります。それまではちょくちょく出かけていました。チェンマイをベースに1~2泊で行くのが常でした。大半の荷物はホテルに預け、身軽になって朝の飛行機でチェンライ入り。このCNX-CEIの路線は、やがてタイインターからエアアンダマンに移管されましたが、今では運行をやめてしまいましたね。TG時代は常に満席で飛んでいたと思うのですが、(路線を移管してしまった、更には移管されても休航になってしまったと言うことは)それでも採算はとれないと言うことなのでしょうか。
そして、一応保険として翌日か翌々日の夜のチェンマイ行きの座席も押さえつつ、気分によっては、飛行機はキャンセルして昼間のバスでチェンマイに戻る、というのがパターンでした。チェンライは小さい街で、ホテルもTGの事務所も近いのでできた技でしょう。その時、クレジットカードで買っていると払い戻しが面倒くさい(カード会社の方に振り込んで貰わねばならないので書類を書かねばならず、手続きも面倒だし時間も掛かります)ことを覚え、以後この区間だけはキャッシュで買っていました。と言っても、片道400バーツくらいでしたけどね。
チェンライではワンカム(次いで、ウィアンイン)に宿を取ることが多く、馴れてくると歩いてタノンサナァムビンまでよく出掛けたものです。
初めてチェンライに行ったのは、現在の田んぼの中の空港ができたばかりの頃でした。やがて着陸というアナウンスが流れ、すぐ下に滑走路が見えるのにそこを通り過ぎていくものですから、何かあったのではないかとドキドキしました。やがて、まだ工事が続いていたチェンライ国際空港に無事着陸し、ホッと胸をなで下ろしました(^ ^;
最初は勝手が分かりませんから、店探しにはトゥクトゥクのお世話になります。夕方近く、今で言うタノンサナァムビンの旧滑走路に向かって右側の置屋に連れて行かれました。普通の民家です。ブロック塀の感じがちょっとした食堂にも見えますが、メニューもテーブルもありません。でも、入り口の近くには竈があり、女の子が飯炊きをしています。
顔見せをしてもらいますが、人数も少なく、ちょっと気に入った子はいませんでした。そう言うと「なら、この子はどうだ?」と指さしたのが、なんとさっきからそこで飯炊きをしていた子でした。
「えぇっ」
実は、店に来たときからちょっと気になっていた子でした。年の頃なら13~4。色白で胸もほんのり膨らみかけ。145センチあるかないかという子でした。でも、飯炊きをしていたので、客を取る子ではないと思っていました。聞くところによると、数日前に水揚げを済ませ、本格的に店に出る前に店の下働きをしていたところのようです。
主人が何事か話しかけると、ちょっと考える素振りを見せてから、ややあって「カー」と頷きました。「まだ店に出るには早いけど、この人の所へ行くか?」とでも聞いていたのでしょうか。料金を支払い(忘れました(^ ^; )、夜になったら配達してもらうことにしました。
体は、膨らみかけの胸、数本生えてきた陰毛、きれいな筋、でした。2回目ということでしたが、立派に出血しました。
そうそう、出血と言えば、昔は年齢が若かったせいか、ボリスットの子は大抵出血しました。それどころか、2回目、3回目と言われて来た子でも、出血することが良くありました。完全に破れてなかったのか、小さく狭いので裂けてしまうのか(でも、そんな巨根じゃないですよ(^ ^;)、その辺はよく分かりませんが。それに対して、最近の子たちは、年齢も上がってきて体が完成に近づいているからなのか、出血する子が少なくなりましたね。挿入すると顔をしかめますから、ボリスットに嘘はないと思いますが。やはり、ボリスットを水揚げするからには、ちょっとでもいいから出血があって欲しいですね。放出した後に流れ出てくるものを拭き取ると、白い体液の中に一筋の赤いものが混じり……、なんて風流じゃないですか。こうなると「あぁ、本当にこの子の水揚げしたんだなぁ……」って、しみじみできます。出血多量は面倒くさいですが、全くないと言うのは寂しい限りです。
で、翌朝。帰る段になり、「店の場所分かる?」「あそこはなんて言う通り?」と聞くと「……サナァムビン」と答えます。当時は、あの通りがタノンサナァムビンだなんて知りません(ましてや、その先に昨日上空を通り過ぎてドキドキした空港跡があるなんて知る由もありません)から、てっきり昨日使った空港のことかと思ってしまいます。ですから、何を言ってるのかサッパリ訳が分かりませんでした。
で、このままではこの子が置屋に帰れないのではないかと(勝手に)心配してしまい、そんな距離でもないはずだからと、歩いて送っていくことにしました。ホテルを出て住宅街に入り込むと、懐かしいおこわの香りが漂ってきます。餅米を蒸かして食べるんですね。まるでお赤飯を蒸かしているかのような、思わず婆ちゃんの顔が浮かんで来てしまうような、そんな道を歩きながら、「今晩も来る?」と尋ねると、はっきりと「カー」と頷きました。大きな病院(?)の角を曲がると、置屋はまもなくです。
程なく置屋に着くと、その子は休む間もなく炊事仕事に取りかかりましたが、その姿が、とてもいじましく思えました。主人が出てきたので事情を話し、今日の分の支払いを済ませ、また夜の配達を頼んで店を出ました。
それ以後は、普通にタノンサナァムビンやそこ以外の置屋を冷やかしたり、カフェーを覗いたり、トゥクトゥクの運ちゃんに(自称)チェンライ大の女子大生という女の子を紹介してもらったりと、ごくごく普通の遊びをしていました(笑)。行かなかったのは、お風呂屋さんとゴーゴーバーですね。自分の思考(指向? 志向?)からすると、当然のことですが。
後日、あの置屋街の通りを「空港通り」と呼び、その先には今では使われなくなった飛行場があると聞いたときには、あの朝の謎が一気に氷解しました。それからは、行く度に偵察をかねてタノンサナァムビンを南下し、時には滑走路を歩いてみたりしたこともありましたっけ。
1軒あたりに女の子は少なく、基本的なレベルは落ちますが、時に掘り出し物というか、掃き溜めに鶴というか、めっけもんを拾えるのが、タノンサナァムビンの置屋。という印象でした。